頌栄女子学院公式ブログ

中学1年 美術の授業から

中学1年生の最初の美術の課題は、校内写生です。

まだ緊張の抜けない中1たちですが、いっせいに芽吹いた木々の下で、教室では見せない表情をみせてくれます。

「先生、すごくきれいなの!」と、若い楓の葉の隙間から落ちる光に手をのばし、「寝そべって描いてもいい?」と聞いてきます。ポトリと何かが落ちてきて、おそるおそるのぞき込む生徒の横を「イチョウの雄花だよ。」と、理科の教員が通り過ぎて行きます。 IMG_1454.JPG

教室移動の先輩たちが、通路の真ん中にレジャーシートを広げ座り込んでいる中1を踏まないように隙間を縫いながら歩き、その先輩たちを中1は目をまるくして見上げます。

高校3年生が、「中1の写生は、頌栄の風物詩ですね。」と言っていました。「なつかしい?」と、聞くと「すごくなつかしい。あぁ、わたしはあそこで描いたなって思い出します。」と、答えてくれました。みずみずしい双葉のような子供たちは、6年間でしなやかな若木のようなお姉さんになってゆきます。 〔中学1年担任・美術科 德永あかね〕

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