頌栄女子学院公式ブログ

校外学習報告 その2

遅ればせながら、校外学習の報告の続きをします。

~高2~
高校2年生は5月28日~6月1日の5日間、北海道へ修学旅行に行ってきました。
春休み頃から事前学習として各自が見学地について調べました。当日は、頌栄生活最後の修学旅行として精一杯楽しみ、北海道の魅力ある風土や特徴ある歴史に対する知識を深めることができました。
五稜郭タワーの最上階の展望台では、函館市を一望することができ、あの有名な五稜郭公園のきれいな星形をみる事ができました!函館研修では、自由に函館市内をめぐる事ができました。他にも農業体験やアイヌ文化とのふれ合い等、本当に貴重な体験ができました。5日間皆で協力し、高2の絆も深まりました。これからのCLD(Co-Learners' Day)やSFD(Shoei Field Day)にも全力を尽くしたいと思います。

~中3~
中3は、広島・山口を訪れました。
東京駅から新幹線でおよそ4時間。1日目はまず広島の平和記念公園での平和学習でした。英語の事前学習で学んだ、原爆により亡くなった方の像へ、修学旅行前に5クラスそれぞれで制作した千羽鶴を持っていき、お祈りをささげました。原爆ドームなどの歴史的建造物を目の当たりにして、私達が伝えていくべき歴史について改めて学ぶ事もできました。
2日目は世界文化遺産である厳島神社に行きました。平清盛の思い描いた、極楽浄土の世界観が、古くから続く鮮やかな色彩や巧みな建築技術により見事に表現されていました。神社の朱色とその下に続く、透き通る海の青さはお互いに強調し合っていて、とてもきれいでした。その後に訪れた錦帯橋は美しいアーチを描いており傾斜が急であったため、橋を渡るだけでも一苦労でした。
3日目は萩市内を散策し、歴史的建造物を見学しました。市内の民家は江戸や明治の面影が残る造りになっていて、当時にタイムスリップしたかのような印象深いものでした。てびねり体験は、思っていたよりも難しかったですが、一人ひとりの作品に個性があり、唯一無二のものを仕上げることが出来ました。松陰神社では蝋人形の博物館、瑠璃光寺ではミニチュア版の五重塔により、それぞれの歴史について詳しく学ぶことが出来ました。
最終日には、秋吉台と秋芳洞に行きました。青空の中、東京都心にはない大規模な自然の中で思い出に残るたくさんの写真を撮りました。緑色の草原の中にあった沢山の白い石灰岩が印象的でした。秋芳洞では、今までに見たことのない長距離に渡る壮大な鍾乳洞の中を歩き、自然の豊かさや偉大さを思い知らされました。
この修学旅行を通して、平和の重大さを改めて認識することができ、私達がするべきこと、しなければいけないことを知ることが出来ました。また、自分たちの視野を広げることにもつながったと思います。そして、普段はあまり感じることのできない自然の中を歩き、触れることによって、都会とは違う空気や雰囲気を感じることが出来ました。

校外学習の報告は以上です。今年は異例の酷暑が続いています。皆様、ご自愛ください。

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